小学2年生が作文を上手に書けるようになるには、少しずつ練習してコツをつかむことが大切です。以下に、楽しくてわかりやすい方法をいくつか紹介しますね！
1. テーマを決めて考える時間を取る
- 宿題の作文には「お題」があることが多いよね。例えば「好きな動物」や「楽しかった思い出」など。お題が決まったら、まず頭の中で「何を書きたいか」を考えてみよう。
- 例: 「好きな動物が犬なら、なぜ好きか？（かわいい、遊ぶのが楽しい）」と考える。
2. 簡単なメモを作ってみる
- いきなり書き始めるのが難しかったら、思いついたことを紙にメモしてみてね。短い言葉でもOK！
- 例: 「犬」「かわいい」「散歩」「しっぽ振る」など。メモを見ながら作文をつなげると楽だよ。
3. 「起・承・転・結」で書く
- 作文には「流れ」があると読みやすいよ。こんな感じで分けてみよう：
- 起: 最初に何を書くか紹介する（例: 僕の好きな動物は犬です）
- 承: 理由や詳しいことを書く（例: 犬はかわいくて、散歩が楽しいです）
- 転: 少し新しいことを加える（例: この前、犬がしっぽを振って喜んでくれました）
- 結: まとめ（例: だから犬が大好きです）
- 難しく考えなくても、4つの短い部分に分けて書けば完成！
4. 短くてもOK、まずは書いてみる
- 長い文章じゃなくてもいいんだよ。2年生なら3～5文くらいでも十分。書けたら「やった！」って気持ちになれるから、少しずつ増やしていこう。
5. 読んで直す
- 書き終わったら自分で読んでみて、「あれ？変かな？」と思うところを直すとさらに良くなるよ。声に出して読むと間違いに気づきやすいよ。
6. 身近な人に褒めてもらう
- お父さんやお母さん、先生に見せて「ここがいいね！」って言ってもらうと自信がつくよ。褒められるともっと書きたくなるよね。
例題で練習
お題: 「好きな遊び」
- 起: 僕の好きな遊びは鬼ごっこです。
- 承: 友達と走るのが楽しくて、汗をかきます。
- 転: この前、隠れるのが上手になって勝ちました。
- 結: だから鬼ごっこが大好きです。
最初は短くてもいいから、毎日少しずつ書いてみてね。慣れてきたらもっと楽しくなるよ！頑張ってね！
作文のノート2ページ分の例
小学2年生向けに、ノート2ページ分（約200～300字程度を想定）の作文を3つ作ります。テーマは身近で書きやすいものにしました。「起・承・転・結」の流れを使って、シンプルで読みやすい作文にしていますね。
作文1: 「好きな動物」
起: 僕の好きな動物は犬です。犬はとてもかわいくて、毎日見ていてもあきません。
承: 家で飼っている犬は、僕が学校から帰るとしっぽを振って迎えてくれます。一緒に散歩に行くと、楽しそうに走るから僕も嬉しいです。
転: この前、公園で犬とボールで遊びました。ボールを投げると、すごい速さで持ってきてくれてびっくりしました。
結: 犬は友達みたいにそばにいてくれるから、ずっと大好きです。これからも一緒に遊ぼうと思います。
作文2: 「楽しかった日」
起: 僕が一番楽しかった日は、おじいちゃんの家に行った日です。夏休みにお母さんと一緒に行きました。
承: おじいちゃんの家には大きな庭があって、そこで水鉄砲で遊びました。おじいちゃんも一緒に遊んでくれて、びしょびしょになりました。
転: そのあと、おじいちゃんがスイカを切ってくれました。冷たくて甘くて、最高においしかったです。
結: あの日は笑ってばかりで、すごく楽しかったです。またおじいちゃんの家に行きたいなと思います。
作文3: 「学校の時間」
起: 学校で一番好きな時間は、体育の時間です。体を動かすのが大好きだからです。
承: この前、体育でドッジボールをしました。友達とチームになって、ボールを投げたりよけたりするのが楽しかったです。
転: 最後の方で僕がボールをキャッチして、チームが勝ちました。みんなで「やったー！」と喜びました。
結: 体育の時間はあっという間に終わるから、毎週楽しみにしています。これからも元気に遊びたいです。
小学2年生でも書きやすい長さと内容にしました。ノート2ページ分なら、1ページに100～150字くらいと考えて、少しゆとりを持たせています。
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