小学校3年生の読書感想文を書いてみた!簡単に書ける方法を紹介

小学校3年生の読書感想文を書いてみた!簡単に書ける方法を紹介

管理人の娘が丁度小学3年生で夏休みの宿題で原稿用紙3枚の読書感想文を書くというものがありました。娘は文章を作るのが苦手でいつも苦戦します。親も毎回一緒に考えるわけですが、簡単に書ける方法はないものかと考えました。

今回は小学3年生が書く読書感想文作り方を紹介したいと思います。この方法で書いた読書感想文がクラスの代表3名に選ばれ正書してコンクールに出すことになったのです。

小学3年生が読書感想文(400字詰め原稿用紙3枚、約1200字)を書くための簡単な書き方を、わかりやすく説明します。以下のステップを参考に、楽しく書けるように進めましょう!

目次

1. 本を選ぶ

  • 自分が楽しめた本や、印象に残った本を選びましょう。物語、絵本、ノンフィクションなど、どんな本でもOK。
  • 例: 『ズートピア』や『ハリーポッター』、図鑑など、好きな本が書きやすい。

2. 構成を考える(4つのパートに分ける)

感想文は、以下の4つの部分に分けると書きやすいです。原稿用紙3枚をどう使うかの目安も記載します。

(1) 導入(約0.5枚:200字程度)

  • 本のタイトル、作者、どんな本かを簡単に紹介。
  • なぜこの本を選んだか、読み始めたきっかけを書く。
  • 例: 「『オズの魔法使い』を読みました。この本は、ドロシーが不思議な国で冒険するお話です。映画を見たことがあって、本も読んでみたくなりました。」

(2) 本のあらすじ(約1枚:400字程度)

  • 本の主な内容を、自分の言葉で簡潔にまとめる。
  • ネタバレしすぎないように、面白い部分や印象的な場面をピックアップ。
  • 例: 「ドロシーは竜巻でオズの国に飛ばされ、帰るためにエメラルドの都を目指します。途中でライオンやカカシと友達になり、冒険が始まります。」

(3) 感想や思ったこと(約1枚:400字程度)

  • 本を読んでどう感じたか、どの場面が好きだったか、なぜかを書く。
  • 登場人物やストーリーについて、自分の体験や気持ちと比べると書きやすい。
  • 例: 「ドロシーが勇敢に冒険する姿を見て、僕も怖がらずに挑戦しようと思いました。ライオンが実は臆病だったのが意外で、面白かったです。」

(4) まとめ(約0.5枚:200字程度)

  • 本全体の感想や、学んだこと、誰かに勧めたいかを書く。
  • 例:部分的未来像: 「この本は友情や勇気について教えてくれました。冒険が好きな人にぜひ読んでほしいです!」

3. 書き方のコツ

  • 簡単な言葉で書く: 小学3年生らしい素直な気持ちをそのまま書けばOK。
  • メモを活用: 本を読みながら、好きな場面や思ったことをメモしておくと、書くときに役立つ。
  • 下書きをする: 最初はノートに簡単に書いて、順番や言葉を整えてから原稿用紙に清書。
  • 文字数の目安を守る: 1枚400字×3枚=1200字程度。パートごとに分けて書くとバランスが良い。

4. 原稿用紙の使い方

  • 1行20字: 400字詰め原稿用紙は、1枚20行×20字。3枚で60行。
  • タイトルと名前: 1行目にタイトル(例: 『オズの魔法使い』の読書感想文)、2行目に名前。3行目から本文。
  • 段落分け: 4つのパートごとに1行空けると読みやすい。
  • 丁寧に書く: 字は丁寧に、誤字に注意。鉛筆や消せるボールペンで下書きすると安心。

5. 例文(短縮版)『オズの魔法使い』の読書感想文


山田太郎 『オズの魔法使い』を読みました。この本は、ドロシーがオズの国で冒険する物語です。映画を見て面白かったので、本を読みました。 ドロシーは竜巻でオズの国に飛ばされます。家に帰るため、魔法使いのいるエメラルドの都を目指します。途中でカカシ、ブリキの木こり、ライオンと友達になり、みんなで冒険します。 この本で一番好きなのは、ドロシーが怖くても頑張る場面です。僕もサッカーの試合で緊張したけど、頑張れたことを思い出しました。ライオンが本当。上手く、感想文が書きやすい構成を教えてください。実は臆病なのに勇気を出して戦う姿がカッコよかったです。 この本を読んで、友達と助け合うことの大切さがわかりました。ドロシーのように、僕も挑戦する勇気を持ちたいです。冒険が好きな人にこの本を勧めたいです! (この例文は短いですが、3枚分にするには各パートを詳しく書きます。)

6. 注意点

  • 自分らしさを大切に: 先生は上手な文章より、素直な気持ちを求めています。
  • 時間に余裕を: 1日で全部書こうとせず、2~3日に分けて少しずつ進めると楽。
  • 読み直し: 書き終わったら声に出して読むと、間違いに気づきやすい。

7. 保護者へのアドバイス

  • 親は書き方を教える程度にとどめ、子どもに書かせる。アイデア出しを手伝うのはOK。
  • 書き終わったら、誤字や文法を軽くチェックしてあげると良い。

8.実際に人気の「消えた図書室」の読書感想文を作ってみました

『消えた図書室』の読書感想文

導入(約0.5枚:200字)
私が読んだ本は『消えた図書室』です。作者は西村友里さんで、絵は大庭賢哉さんが描いています。この本は、図書室が突然なくなってしまうという不思議な物語です。私はミステリーや冒険が大好きで、図書室で本を探すのが楽しいので、この本を選びました。どんな謎が隠れているのか、ワクワクしながら読み始めました。読む前は、図書室が消えるなんて本当かな?と少し不思議に思いましたが、ページをめくるたびに引き込まれました。

あらすじ(約1枚:400字)
この物語の主人公は、小学5年生の健太です。健太は本を読むのが苦手だけど、図書室で過ごすのが好きでした。ある日、学校の図書室が突然なくなってしまいます。ドアを開けても、そこはただの空っぽの部屋。健太は友達の彩花や図書委員の先輩と一緒に、図書室が消えた謎を解こうとします。調べていくと、図書室には昔、特別な本があって、それが消えた理由に関係していることがわかります。健太たちは、本を探して学校中を冒険します。隠された部屋や古い手紙を見つけ、ドキドキする場面がたくさんありました。最後には、図書室が戻ってくるかどうかが明らかになりますが、それは読んでのお楽しみです!

感想(約1枚:400字)
この本で一番印象に残ったのは、健太たちが図書室の謎を解くために協力する場面です。特に、彩花が古い手紙を見つけたとき、みんなで力を合わせて謎を解いていくのが楽しかったです。私も学校で友達と一緒に何かをするのが好きなので、健太たちのチームワークに共感しました。たとえば、運動会でリレーを練習したとき、みんなで作戦を考えて頑張ったことを思い出しました。健太が最初は本を読まなかったのに、冒険を通じて本の面白さに気づくところも良かったです。私も読書は少し面倒だと思うときがあるけど、この本を読んで、物語の中に入るのが楽しいと感じました。図書室が消えるという不思議な設定も、まるで自分が探偵になったみたいでワクワクしました。

まとめ(約0.5枚:200字)
『消えた図書室』を読んで、友達と協力することや、本の楽しさを知ることができました。健太たちが謎を解くために頑張る姿を見て、私も新しいことに挑戦してみたいと思いました。この本は、ミステリーが好きな人や、図書室で過ごすのが好きな人にぜひ読んでほしいです。これから私も、図書室でいろんな本を探して、もっと読書を楽しみたいと思います!

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