黒カビが出にくいと言われているシャープ(ES-PX8B)の穴無し槽洗濯機ですが購入1年あまりで黒カビ汚れが発生してしまいました!今回はその黒カビの原因と徹底清掃のやり方を紹介します!簡単に誰でも掃除できるのでご覧ください。
我が家で使っている洗濯機はシャープES-PX8B
まず我が家で使っておる洗濯機を紹介します。
メーカー:シャープ
型式:ES-PX8B
主な仕様
洗濯脱水容量 8kg
標準仕様水量 85L
乾燥機能 有り
外形寸法(幅×奥行き×高さ)60×66.5×102cm
設置可能な防水パン 54cm以上
重さ46kg
消費電力 洗濯300W 乾燥950W
目安洗濯時間 35分
運転音(洗い時/脱水時/乾燥時) 35/38/44dB
シャープ(ES-PX8B)洗濯機を購入した理由
ズバリ!穴無し槽で黒カビ汚れが出ない事!これにつきますね、長年洗濯をしてきて少々ズボラな面があるので黒カビ汚れが出にくい洗濯機が欲しくてシャープの穴無し槽洗濯機にたどり着きました。
シャープ(ES-PX8B)のメリットを簡単に紹介
・洗濯槽に穴がないので洗濯槽の外側のできる黒カビや水垢、石鹸カスなどの汚れが洗濯槽に入ってきません、清潔な水で洗濯することができます。
・洗濯槽が1槽構造なので普通なら洗濯槽外側に溜まる水も必要ありません、節水効果があります。
・内蓋が無いので洗濯物の出し入れが楽!ガラストップで中が覗ける
・音声機能が日頃の家事に癒しをくれるw「お洗濯お疲れ様です」とか言ってくれます
私個人的に感じているメリットはこの4つです、他にもプラズマクラスター、光センサー、サイクロン洗浄、パワフルシャワー、温風プラス洗浄、多数のコース洗い、ハンガー乾燥などなど特徴はありますが他のメーカーの洗濯機と違いはありません。
デメリット
デメリットを紹介したいと思いましたが特にありません、悪いところ本当に無いんです。買って大満足しています。
穴無し槽でまさかの黒カビ汚れ発生!
シャープの穴無し槽は黒カビ汚れが発生しない!と思っていたのにまさかの黒カビ汚れが発生しました!
こちらが黒カビ汚れが発生したタオルです、白いタオルなので汚れがすぐわかります、もう見ることは無いと思っていた黒い黒カビ汚れです。
写真では少しわかりにくいですが、このような黒い汚れが洗濯した衣類のほとんどに付いていました、もうガッカリと怒りが湧いてきましたね。この黒カビ汚れが嫌いでシャープの洗濯機買ったのになんでまた見ることになるんだよ!
洗濯槽に出た黒カビの原因を探る!
シャープの洗濯機の構造上、洗濯槽外側の汚れが中に入ることはほぼ無い!これは間違いない
それでは黒カビはどこから来てる?考えられるのは次の2つ
1つ目:糸くずフィルターの裏側
糸くずフィルターの掃除をこまめにしないとフィルターを取り外したときに裏側に汚れが付いていることがあります、このフィルターは洗濯回数が多いのでこまめに掃除していたので比較的綺麗でした。
2つ目:脱水パン(かくはん翼)の裏側
脱水パンとかくはん翼と言われる洗濯槽下部の回転する部分、このかくはん翼の裏側に黒カビが付いている可能性が高いと思い分解することにしました。考えられれるのはここの部分しかない。違うメーカーの洗濯機のときもこのかくはん翼の裏側が汚れていた記憶があります。
穴無し槽排水パンとかくはん翼の取り外しと掃除のポイント!
普通の人が洗濯槽を掃除すると言うと市販の洗濯槽クリーナーを使うと思いますが、何回もやった事がありますが黒カビが出てからの薬品洗浄は半日がかりになります、黒いビラビラが無くなるまでなんどもネットですくいの繰り返し、なのでシャープの穴無し槽の洗濯機を購入しました。
かくはん翼の外し方
※最初に洗濯機の分解を自分で行い故障した際は自己責任です、保証の対象外になってしまうのでよく考えてから行ってください
洗濯機を覗くと真ん中にビスが見えると思います、シャープのES-PX8Bはビスを左回りにすれば外れます、今回のシャープES-PX8Bは手動のドライバーで外せましたが、他のメーカーの場合ビスを外すときにかくはん翼も一緒に回ってしまうので外しにくい場合があります、最初に一瞬の回転力が必要になります、電動(インパクト)ドライバーを使うと一発で外せるのでオススメです。
オススメの電動工具はやっぱりマキタですかね、電動工具の種類も豊富でバッテリーの使い回しも可能です、下で紹介している充電式ドライバーはコンパクトで女性でも使いやすいのでオススメです。個人的にはもっとパワーが欲しいので18vクラスが欲しくなりますが流石にお高くなります。
実際に私が使っていて重宝しているのがペンタイプのインパクトドライバー、軽いしそこそこパワーあるしで一番使っている
工具が好きなのでもっと詳しく紹介したいくらいですw別記事で紹介しようかな
すいません脱線しましたね。
かくはん翼は両手で少しずつ力を加えていくと外れます、なかなか外れない人は左右均等に力を加えて上ひっぱりあげてください、必ず外れます。この時かくはん翼を外すと真ん中にナットのようなリングが付いているので一緒に外しておきます、排水穴には入らない大きさですが失くすと元に戻せなくなってしまうので無くさないように保管しておきましょう。
下の画像はかくはん翼を裏返しにしてカビキラーを散布して浸け置きにしている時の写真です。このかくはん翼は洗濯機の入り口が狭いので洗濯槽からは取り出せません、全ての作業を洗濯槽の中で行います。泡で隠れていますがびっしり黒カビが付着していました。
私の家では洗濯機の場所が浴室の入り口に近いところにあるのでシャワーが届きます、お湯洗いができるのでブラシで擦りながらお湯をかけるとすぐに綺麗になります、シャワーが届かない時はホースを繋いで持ってくるしかありません、洗濯機の給水ホースを外して使うと良いかもしれません。
一度ざっくり洗ったら、隅に溜まっている黒カビに再度カビキラーを散布して時間をおいた後に水で洗い流します、これだけで綺麗になります。途中洗濯槽に水が溜まります、溜まった水は蓋をして脱水のボタンを押すと排水用の電磁弁が開くので水が流れ切ったら一時停止を押して洗う、溜まったら脱水開始の繰り返しになります。
こちらが洗浄後の画像です
排水パンに付いていた汚れも綺麗になりました、真ん中の穴が排水の穴です。
組み付けはかくはん翼を外したときに保管しておいたリングを真ん中にはめた後にかくはん翼を組みます、軸がギザギザになっているので少し回転させるなどして組み付けます。
下の画像はかくはん翼を組む前に軸に入れるリングです
最後にビスを締め付ければ完成です!黒カビが一掃できて気持ちもスッキリしました!
黒カビの発生原因と今後のメンテナンス
かくはん翼の裏の黒カビですが、周囲の人に洗濯機の掃除の話をすると今まで洗濯槽クリーナーを使った事がないなんて人もいました。
洗濯槽クリーナーを一度も使わなくても黒カビが発生しない人と黒カビが発生しやすい人の違いはなんなのか??
黒カビの発生する要因
・湿度が高い事(カビの繁殖しやすい湿度は75%〜100%)
・黒カビは生き物洗濯洗剤の過剰投与はカビの餌を作ることになりNG
・温度が高い(20〜30℃)
・二重構造の洗濯機は繁殖しやすい
以上の条件があてはまると黒カビが発生しやすい、思うと二重構造の洗濯機以外は当てはまっている
黒カビの発生を予防する方法
- 定期的に過炭酸ナトリウムで清掃する
- 蓋を閉めっぱなしにしない
- 洗濯物を入れっぱなしにしない
- たまに乾燥機能を使って洗濯槽を乾かす
- 洗濯洗剤を過剰に投与しない
穴無し槽は過炭酸ナトリウムを使う量が少なくて済む!
過炭酸ナトリウムの使い方は市販の洗濯槽クリーナーと一緒、穴無し槽の場合は下部のかくはん翼が洗えれば良いので水量も少なくて済みます、過炭酸ナトリウムを使う量は10Lにつき100gです、1kgが700円くらいで売っているので市販の洗濯槽クリーナーを使うよりコスパが良いと思います!
まとめ
今回まさかの黒カビが発生して焦りましたが、SHARPの取説にも定期的にクリーナーによる清掃を行ってくださいと書いてありました。穴無し槽だからクリーナーによるメンテナンスもいらないと思っていたのが間違いでした。
いくら穴が無いとはいえ黒カビは発生するということですね、黒カビ対策をしっかりしていきたいと思います。その後の洗濯ではいっさい黒カビの汚れは出なくなりました!
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